四季報相場で儲ける法 ~その2~

鎌倉雄介著『「鎌倉式」株式投資法でストップ高連発株が続々見つかる!』読了。本屋で平積みされていたこの本、そのタイトルを見て95%のシステムトレーダーはスルーすることだろう。しかし、自分は5%のシステムトレーダーでいる気概なので、目に止まったら先入観を加えず、とにかく読んでみる。すると、意外にも中身は・・・!? IMG_3275[1]


さて、前回では

・『四季報CD-ROM』

・「四季報オンライン」

この2つを押さえる理由は2点あると言った。

それは、

 

①    時系列上の価値の変化を見るため

②    現在時点における他銘柄との相対的な価値を比べるため

 

という理由からである。

あまり抽象的に説明しても飽きてしまうだろうから、具体的に何が出来るのか重要なポイントだけ押さえておくことにしよう。

 

まず①について。

「四季報オンライン」は常に『会社四季報』の最新号と前号の数値を同時にスクリーニングすることができる。

 

bandicam 2014-06-11 23-50-23-685

このような感じで、会社予想まで含め、かなり詳細なスクリーニング項目が用意されている。

利益の変化率なども項目として用意されているので、中途半端に紙の四季報を読むより、何倍も効率的なスクリーニングが可能である。

(しかし、スクリーニングで切り落としてしまうミクロな情報に価値があったりするので、お手軽スクリーニングを過信し過ぎずに!)

それに対し、『四季報CD-ROM』は、今号の情報のみの提供となる。

あくまで紙媒体を電子化したものということだ。

 

 

次に②について。

今号1期分のデータのスクリーニングの細かさで言うなら圧倒的に『四季報CD-ROM』が優れている。

そのデータの量が凄まじい。

「三井住友銀行が大株主の会社」なんて項目もある。(誰が使うかは知らないが)

bandicam 2014-06-12 00-20-16-388

今号1期分の微細なデータ探索ならば、このCD-ROM版が必須。

そして、購入しておけば本棚のスペースを取ること無く、過去のデータを保管することができるのは大事なポイント。

年間購読でかなり安く手に入り、発売日前日の後場引け後に配送される。(場所によっては発売日当日配送。)

裏ワザとして、前日の昼ごろに配送会社へ連絡し、「早く届けてほしい」というメッセージを送ることはできる・・・

 

 

分析上大事なところはこんなところだろう。

(幾つか裏ワザ・裏話もあるのだが、それは本人に会った方のお楽しみということで!)

 

 

さて、様々ある四季報メディアにおいて、紙媒体の重要性を低く見ているのは情報の発生起点が決定的に違うからだ。

四季報に掲載される情報は、一週間前の木曜にはすでに「四季報オンライン」に掲載済となる。

「四季報先取り号」の先取りをすることもわけない。

 

シャノンの情報理論に即して考えれば、四季報を発売後に本屋へ買いにいっている時点で、すでに情報価値は残りカスになっているということだろう。

(「発売」というイベントに幾許かのアナウンスメント効果があり、収益化できることは実践済ではあるが。)

 

四季報イベントにおいて最も重要なことは、その予測値を人より早く手に入れること。

機関投資家が大金をはたいてデータベースへのアクセス権を購入するのは、情報の起点に立つものが最も有利だからである。

 

彼らの風下で仮需の売り板を掴むのはもうやめようぜ!?

 

(おわり?)

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